その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。

児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。

放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。

謎解きを通し〈古典部〉メンバーの新たな一面と出会う、シリーズ最新刊! 奉太郎が省エネ主義になったきっかけ、摩耶花が漫画研究会を辞める決心をした事件、えるが合唱祭前に行方不明になったわけ……。

北沢大学新入生のぼく=二本松翔は、サークル“あかずの扉”研究会に入会した。

「君は、いつから来た?」 伝説の作品が、いま蘇る――! 高校二年生の鹿島翔香はある日、昨日の記憶を喪失していることに気づく。

ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。

芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るらしい―吹奏楽部は来る送別演奏会のため練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。

校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。

密室状況の第一美術準備室で、何者かに襲われた女子生徒が発見された。

霧ヶ峰涼はエアコンみたいな名前だが、カープファンにして鯉ヶ窪学園高校探偵部の立派な副部長である。

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。

横浜にある女子高に通うわたし、上杉小春には碓氷優佳という自慢の親友がいる。

勁草館高校の吹奏楽部に所属する古野まほろは、コンテストでの優勝を目指し日夜猛練習に励んでいた。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。

早朝の教室で、高校生中町圭介は死んでいた。コピーの遺書が残り、窓もドアも閉ざしてある。

清水南高校、文化祭間近、晴れの舞台を前に、吹奏楽部の元気少女・穂村チカと、残念系美少年の上条ハルタも、練習に力が入る。

文化祭目前。準備に熱が入っている生徒たちを横目に、おばけのような、ペンギンのような、不思議な「天使」が至る所で描かれる。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

禁じられた一線を現在進行形で踏み越えつつある兄妹、櫃内様刻と櫃内夜月。その友人、迎槻箱彦と琴原りりす。

1998年、夏休み。

名門女子高校内で発見された変死体。15年後の今日、真実は明かされるのか。

その魔術師は、にぃと笑って言った。ゲームねぇ、なかなか面白そうじゃないか―。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

ここはどこ?何のために?世界中から集められ、謎の“学校”で奇妙な犯人当てクイズを課される〈ぼくら〉。

省エネをモットーとする折木奉太郎は“古典部”部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。

ミステリアス学園ミステリ研究会、略して「ミスミス研」。

あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。

明神さんの推理が間違ってるかもって、少しも思ってないでしょ? 生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音は真実しか解らない。

ミステリーの傑作。江戸川乱歩賞受賞作。

遅刻厳禁!明日、晴れるといいね―文化祭前夜、そう言い残した少女は、翌朝、密室状態のシャワールームで死んでいた。

僕、宮野隆也が通うさいたま工科大学附属高校の選抜クラスに、転入生としてやってきたのは二足歩行のロボットだった。

自分の嫌いなモノを学校内で処刑してくれる犯人役は仲間のうちの誰なのか?―8人の小学6年生が始めた「マーダーゲーム」。

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。

自主制作映画の撮影中、不慮の事故で廃校に生き埋めにされてしまった「僕」こと“中村あき”と、山中で遭難中の名探偵・鋸りり子。

自遊高校に通う高校二年生の桜咲は「演劇部のエース」と呼ばれていた。

四月。入学式。

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。

「この学校には、永遠の命を持つ生徒がいる」女子校「私立藤凰学院」に勤めることとなった生物教師・伊藤は、同僚の教師や、教え子からそんな噂を聞く。

始まってしまったら……人が死ぬ。何人もの人が。

冬の朝の学生寮で、少女が死体で発見された。白い雪に覆われた地面には足跡がなく、警察は自殺として処理する。

学園の一角に建つ壁には日暮れると生徒たちの影が映った。そしてある宵、壁は映し出した、恐ろしい場面を……。

片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。

鯉ケ窪学園、秋の学園祭。探偵部員と久しぶり(?)に、お好み焼き屋台へ興じる涼のもとへ「ミスコン」への誘いが。

穂村チカは、憧れの草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る高校2年生。

昆虫好きの、おとなしい少年による殺人。その少年は、なぜか動機だけは黙して語らない。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの“古典部”に新入生・大日向友子が仮入部する。

海新高校ジャーナリズム研究会(通称「ジャナ研」)に所属している、性格は少々難アリだが頭が抜群にキレる工藤啓介は、中学時代にあるトラウマを背負っていたために他人とはあえて距離を置くような高校生活を送っていた。

名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。

名門・聖真女学園高校の「開かずの間」で、少女が死んだ。「魔女」という謎の言葉を残して―。

可愛くて鋭い山田さんの学園ミステリー、第二幕! 山田姉妹と戸村に今日も奇妙な事件(相談事)が寄せられる。

連戦連敗の鯉ヶ窪学園野球部のグラウンドからベースが盗まれた。われらが探偵部にも相談が持ち込まれるが、あえなく未解決に。

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。

入学早々、俺は失敗した。親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。

遠藤正樹は嘘がわかる特異体質で、川端小百合は決して嘘をつかない少女だった。

第42回小説推理新人賞受賞作を含む全5篇の連作短篇集。

ほろ苦くも瑞々しい、科学と、恋と、ミステリー。 思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。

夜の学校。プールに放たれた金魚。

美術部の領地と思しき「開かずの間」を巡る鉄研と映研の争いの最中、その部屋に突如として異様な鉄道模型が出現!?　表題作を含む５編収録のコミカルな学園ミステリ短編集。

沙紀ちゃんはいつも殺されがちな最高にかわいい女の子。

犯罪王の孫と探偵王の娘、宿命の結ぶ二人は探偵学園にて相見える──! 日本で最も取得困難とされる国家資格、国家探偵資格を求めて日本中から生徒が集まる真理峰探偵学園。

こいつら、最高すぎる……！　昼休みの“完全犯罪”にご用心！？ 本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点！ 九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、２年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。

教室にあるべきはずの48の机と椅子がすべて消え、代りにコピイされた文書と級友の死体だけが残されていた。

廃部寸前の弱小吹奏楽部を立て直し、普門館を目指す高校2年生の穂村チカと上条ハルタ。

★第29回電撃小説大賞《金賞》受賞作★ 　瞳を覗き込むことで過去を読み取り追体験する能力を持つ大学生・紙透窈一（かみすきよういち）。

「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏学部の部室に貼られた怪文書。

本格ラブコメ×本格ミステリ、開幕! 生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音は真実しか解らない。

やっと酉乃の本心を受け止める事ができたと思ったクリスマスのあの日。

この学園は呪われている！？　白雪にまみれ赤いロープで手首を結び合った三生徒の死体、男子の制服で死んでいた女子生徒……良家の子女が集う京都の名門高校で、またまた相次ぐ怪事件に、名探偵まりあの血が再び騒ぐ。

自分の容姿に自信がもてないミラ、クラスの人気者カオリ、「わたし」というしがらみに悩む秋穂、そして誰とも交わろうとしないシズ。

九月。霧舎学園2年生の二学期に入って最初のイベントは京都への修学旅行。

星泉、17歳の高校二年生。

拓未に告白されたとき、菜月の人生三度目のタイムリープが始まった。この状態に陥ると、菜月は同じ一時間を五回繰り返す。

あの青年の夢を砕いてしまったのは私だ。三年前の〈やらせ事件〉が、今度の殺人を招いたのか―。

大人気マンガ「金田一少年の事件簿」のオリジナルストーリー、第2弾! ある日、はじめたちが登校すると、6年生の各クラスの黒板に謎の文字が記されていた。

「死体の側に、血文字か…」教師の刺殺体が発見された屋上。うろたえる翔太の隣で、由紀夫が小さくつぶやいた。

17歳の女子高生真知子のまわりでクラスメイトが次々と死んでいく。

八月。

柴山祐希、高校2年生。

津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。

「どうしたんだ、暗い顔して。またちゅーでもしてやろうか?」「全部君が原因だよっ!」都築初のクラスに車椅子の少女が現れた。

中学時代、流されるままぼんやりと過ごしてきた青崎架月。

高校入学七ヶ月目のある日。

五月。あの「霧密室」殺人事件から一ヶ月。

夏の午後。古ぼけた大学の研究棟が嵐に閉ざされた。

新時代「ラノベ×ミステリ」の超話題作!! 不死探偵と“普通”の相棒。

超研の〈エリア51〉で特集した「市立七不思議」が何かを呼んだのか? 突如そのうち3つの事件が巻き起こり、葉山君はおおわらわ。

退屈な“日常”はいらない。欲しいのは、“異常”―。

ある日の放課後、中野森高校文芸部に突然の来訪者が。

18歳、高校三年生になった星泉。